「鮎屋三代」と「天草大王」、人気の味を一度に味わえる!
2010年12月28日 (火)
皆様、こんにちは!
「鮎屋の極薦(ごくせん)」で対決に参加する「より藤」の頼藤です。
私たちは、明治時代後期の創業以来、三代続く鮎の専門店です。
球磨川名産の鮎を使い、自慢の甘露煮や焼き鮎をお届けしてきました。
最初に対決参加のご連絡をいただいた時は、「やったー!」という気持ちでした。
2004年、九州新幹線の開業を記念した駅弁「鮎屋三代」で京王の駅弁大会にデビューし、この度、全線開業を記念した新作駅弁で対決に参加でき、光栄です!
今回、対決に参加する駅弁はこちら!
九州ならではの食材を使った「鮎屋三代」と「天草大王」、2つの人気駅弁を1度にお楽しみいただけるスペシャル駅弁です!
![]() | ◆鮎屋の極薦(ごくせん)
(熊本県 九州新幹線/熊本駅) 1,100円(税込) 各日予定数900食 |
半分は、骨までやわらかく煮込んだ鮎の甘露煮を丸ごと1尾のせた「鮎屋三代」のミニ版。
代々つぎ足してきた秘伝のタレに、やわらかく仕上げるためのお酢やお茶を入れ、丁寧に煮込んだ鮎は、頭ごと食べていただけます。
ご飯は、鮎でだしをとった炊き込みご飯。炭火でじっくり焼いて一昼夜乾燥させた「焼き鮎」を使ってだしを取ります。
鮎でだしをとったご飯だから、甘露煮の鮎との相性は抜群!
ひとつひとつ時間をかけた、まさにスローフードといえる駅弁です。
当時の京王百貨店の催事担当マネージャー井岡さんのアドバイスをいただきながら、約1年かけて誕生しました。
もう半分は、熊本の地鶏「天草大王」のおいしさを存分に味わっていただける駅弁。
自然豊かな熊本の地で、約90cmという大きさに育つ「天草大王」。
飼育に時間がかかるため流通しづらく、一時は絶滅してしまったのですが、10年以上かけて熊本県が復元させた幻の鶏です。
蒸した塩ダレ味のむね肉と、焼きたてのモモ肉を、天草大王の鶏がらスープで炊いたご飯の上にのせました。
「より藤」を代表する2つの駅弁がコラボした、贅沢なお弁当です!
地元は、畑や田んぼの多いのどかな町。
写真上がJR八代駅。
写真下がJR新八代駅です。
駅では、立売での販売も行っていて、地元の方が東京へのお土産に買って行かれたり、遠くから駅弁を買いに来てくださる方もいます。
駅弁大会での大変さは、経験上実感していますので、プレッシャーに負けないよう頑張りたいと思います!
会場で、たくさんの方にお会いできるのを楽しみにしています!