旬の牡蠣がたっぷり!平清盛ゆかりの広島ご当地しゃもじ弁当!
2012年1月 6日 (金)
皆様、こんにちは!
「清盛しゃもじ弁当」で「あっぱれ!ご当地グルメ」企画に参加する「広島駅弁当」の佐伯です。
これまで「駅弁の聖地」と思っていた京王百貨店の駅弁大会で、このような企画に取り上げていただくということで、驚きと期待に応えられるかという不安、そして感謝の気持ちでいっぱいです。
全社一丸で取り組まなければと気合いを入れています!
2012年は、広島が大河ドラマ「平清盛」の舞台となります。
そこで私たちが地元に貢献できることを考え、平清盛にまつわる食材や、地元広島の食材を使った名物駅弁を作ろうということになりました。
そこで誕生した駅弁がこちらです!
◆清盛しゃもじ弁当
(広島県 山陽本線/広島駅)
1,100円(税込)
★干支しゃもじ付
各日予定数800食
販売場所【B-3】
広島ならではの大粒の牡蠣を、たっぷりご堪能いただける駅弁です!
メインは、牡蠣の風味を最大限に生かす特製のだしで炊いた煮牡蠣。
薄味に仕上げてあるので、牡蠣そのもののおいしさをお楽しみいただけます。
広島の牡蠣は、全国の約6割の生産量を占めます。
瀬戸の島々に囲まれた穏やかな海が牡蠣を優しく育て、また広島湾には5本の川から、牡蠣の大好物である植物プランクトンが豊富に流れてくるため、ミネラル抜群の濃厚な牡蠣が育ちます。
ご飯はもちろん、牡蠣で炊いた牡蠣飯。音戸産のじゃこ煮と一緒に食べていただくとまた格別です。
獲れたあと天日干しにした音戸産のじゃこは、風味がよく、ほのかな塩味がくせになる味わい。
それを、ご飯に合うようにじっくり甘辛く炊きこんでいます。
付け合わせも地産地消にこだわりました。
身が引き締まった瀬戸内産の真だこは、じっくりやわらかく炊き込み、旨みがあふれます。
ぴりっと一味きかせた「がんす」は、お弁当のアクセントに。
「がんす」とは、呉市名物で、魚のすり身フライのことです。
最後には、お口直しの和菓子に「清盛餅」をどうぞ。
この度新たに作ったお餅で、きな粉は広島県産の大豆を使用しています。
そして、このしゃもじの容器は、我が社伝統の弁当容器。
さらに今回は限定バージョンとして、干支の辰を描いたしゃもじをお付けします!
新年、新しいしゃもじをお使いになると縁起がよいそうですよ。
しゃもじは、 「ご飯をとる」ことから「敵をめしとる」と言われ、幸運を招く縁起のよいものとされています。
高校野球の甲子園で、広島代表は「しゃもじ」をたたいて応援するぐらい広島を代表するものです。
また、毎年厳島神社では初詣に来られる方に、その年の干支が書かれた開運しゃもじが2万本配られるなど、しゃもじは広島にとっては特別なものなのです。
世界文化遺産の厳島神社は、1168年(仁安3年)頃、平清盛によって造営されました。
奈良の大仏とほぼ同じ高さ(16.8m)の、海の上に立つ大鳥居も有名です。
厳島神社のある宮島は、大河ドラマの舞台になるということで観光客の方も増えていて、地元は盛り上がっています!
広島駅弁当は、1901年4月、「中島改良軒」の商号で創業し、110年の歴史を継承しながら現在に至ります。
京王百貨店の駅弁大会には、2003年の第38回大会に「瀬戸の牡蠣飯」で実演で初めて参加し、それ以来、輸送駅弁の「しゃもじかきめし」などご好評をいただいています。
今回の新作は、食材から容器まで、できる限り地元広島のイメージを出せるよう特にこだわった駅弁です!
広島の味を全国の皆様に知っていただき、「牡蠣」といえば広島、そして広島駅弁当と言っていただけるようがんばります!
旬の牡蠣をたっぷり味わっていただける自慢の駅弁を、ぜひご堪能ください!