一日一弁対決!〈11日目〉 いか対決

フタを開けるともずくとイカの炊き込みご飯の上に、鰤の角煮、ずわいがに、甘エビ唐揚げ、中島菜、などが豪華にのっています。
何からいただこう・・と悩みつつ・・。まずはブリにお箸をのばしてみました。ブロックで3つほど入っています。小さめサイズの切り身なのでブリの口解け感がよく、甘辛い味付けが中まで浸透しており白飯が欲しくなっちゃいます。
いかんいかん、今日の相方は炊き込みご飯でした。ブリの角煮と一緒にパクリっ。あら!!白飯欲しいなんて言ってごめんなさい。もずくとイカの主張が強くないので、少々濃い目の味付けのぶり角煮と一緒に食べると、なんとも言えない絶妙なハーモニー。
そしてカニです。ここのカニは薄めの味付けでくどさがなくこれもまた炊き込みご飯と相性バッチリ。さらに甘エビの唐揚げがカリカリしていて美味しい! 頭から全部食べられるのがまた嬉しい。中島菜というのは初めて食しましたが、苦味と辛味が程よく、もっと入れて欲しい・・と思わせるトッピングです。
私のおすすめは、もずくとイカの炊き込みご飯です。食べる前は磯くさい味を想像していたのですが、これが薄味で上品な感じ。この薄味加減が、個性ゆたかな海の幸の味をを引き立てているのだなぁと食べ終わってからも余韻に浸ってしまいました。
こちらのお弁当は実演チャンネルでもご紹介しておりますので、是非そちらもお楽しみください。

蓋を開けると、いかを炙ったようないい匂い!開発のキャッチコピーが「鰻重ならぬ、いか重」というだけあって、一口大に切られたいかがキレイに並べられています。間からは漬物らしき野菜が見え隠れ。もちろん、自慢のいかしゅうまい入り。紅葉型の生麩煮と、茎わかめといかのマヨネーズ和えが色を添えています。
特製のだしでさっと炊き上げたやわらかな食感の刺身用やりいかは、やわらかさの中に締りもあって素材の良さを感じます。嬉しいのはいかと白米の間に、錦糸卵と一緒にごぼう煮が敷かれていること!駅弁には野菜が少ないものもありますが、こちらはわりとしっかりした味付けのごぼう、赤かぶら、高菜、茎わかめがアクセントにもなり、カラダにもやさしい駅弁に仕上がっているのが大きな特徴です。
いかしゅうまいはお約束どおりの、ふわふわの食感です。
近年1,000円を超える駅弁も多い中、1,000円でお釣りがくるお財布へのやさしさも含めて、おすすめです!おいしゅうございました~。