一日一弁対決!〈2日目〉 かに対決

ただちょっと心配なのは限られたスペースの駅弁で四大食べくらべってホントに大丈夫か?と・・・。さっそくいただきます。
4種類のかにのイラストが四つ巴で並ぶ掛紙を外すと、弁当箱が4つに仕切られ、イラストの陣形そのままに「たらば」「毛蟹」「花咲」「ずわい」のかにが対峙してます。
掛紙を横に置いて見ながら食べくらべが楽しめます。(弁当と掛紙が上下逆の場合もあるので漬物が乗っている「たらば」を目印にご確認を)
食べ始めると、かに身は酢〆や醤油ベースの昆布だし、昆布ベースのかえしで味付けや、ご飯も醤油の茶飯や炊き込み、酢飯など、かにの種類ごとに別々に味付けされているのに気が付きました。
これがこの駅弁が辿り着いた4種類のかにのおいしさを引き出す絶妙な味付けと組み合わせなのだと思います。 4種類の弁当を作っているのと同じぐらい手間が掛かっているのでは?と心配になりますが、見事に四大食べくらべが表現されていました。
今回はえびとの対決の弁当ですが、えびと対決する前に、まずはかに代表の弁当として、やれることをキッチリやり尽くして対決に臨んでいるそんな真面目さが伝わってくる駅弁でした。
ごちそうさまでした。

まず始めに袋に入った特徴的なパッケージが目を引きます。お菓子の袋を開けるようにビリッと包み紙を開けると、中には可愛らしいカニの容器ときざみのり、それにお箸の代わりに先割れスプーンが。
フタをパカッと開けて目に飛び込んでくるのはギッシリと敷き詰められたカニ身、さらに今回のリニューアルで追加されたグリーンピースが彩りを加えています。そして真ん中には一回り大きめの棒身が2切れ。とってもカニカニしてます♪
さて、早速スプーンを突き刺して、むむっ!そのスプーンを跳ね返す圧力からカニ身とご飯のぎっしり詰まった感が伝わってきます。
一口食べて毎年人気なのが頷けました。味付けはやさしく、とっても食べやすい仕上がりです。カニの棒身のお陰で食べ応えも抜群!
容器自体は小振りで可愛らしいのに、底の深い分ボリュームは満点!お腹いっぱいになりました。
おすすめポイントとしては、持ち運びしやすい形とスプーンで食す食べやすさ。カニの容器はプラスチック製でフタもしまるのでお弁当箱にも使えるかも。
お土産にぜひご利用ください。